関西フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に行って来ました。          

2023年9月13日、初めて関西フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に行ってみました。

演奏プログラムが親しみやすく、オーギュスタン・デュメイさんのバイオリン演奏を聴いてみたいと思い立ち、ぎりぎりにチケットを購入。2週間ほど前でしたが、座席が残り数席しかなく、人気をしみじみと感じました。

音が届けば十分嬉しいと、席は3階テラス席。ファーストバイオリンの後ろは見えないけれど、コンサートマスターとあと数人のファーストバイオリンさん達は見える場所で、初めて座る場所でしたが満足。

デュメイさんの弾かれるバイオリンは優しく温かく、モーツアルトさんの春の花が舞い飛ぶような音や、悲しみを感じさせる旋律もどこか悲しみの中に人間的な温かさを感じる素敵な演奏でした。

関西フィルの音楽監督を務められているせいか、もともとのお人柄なのか、デュメイさんがバイオリン全体を引っ張っていかれているような温かさと弦のチームの団結力を感じる、とても惹きこまれる素晴らしい演奏でした。

ヨーロッパ公演をこの演目でされるそうです。

関西フィルハーモニー管弦楽団さんの優しくそして熱い演奏がヨーロッパの方の心に届きますよう、

公演の成功を心よりお祈りいたします。